安さだけがコスパじゃない

安さだけがコスパじゃない

低額が適正価格とは限らない

低額が適正価格とは限らない

インプラント治療は、決して簡単な治療ではありません。たとえば飲食店であれば、「安いから行ってみよう」と気軽に試し、口に合わなかったとしても、二度と行かなければそれですむことです。しかし、インプラント治療は、いくら低額であっても費用や時間がかかるため、そのように気軽に試すというわけにはいきません。安いものは良い治療結果を得られないため、後々問題が起こる可能性もあります。

インプラント治療をお考えの方に、きちんと納得したうえで治療を受けていただけるよう、ここで「適正価格」について考えてみたいと思います。

POINT1 価格ではなく、付加価値は?

POINT1 価格ではなく、付加価値は?

患者さまがきちんと納得できる成果を得るには、使用する材料にこだわり、そこに費用をかけることが大切です。技術力のある医師がそれらを使用して治療を行なうことで、患者さまが心から満足できるのです。

インプラント治療の費用は、もともと良い材料を使用することに加えて、「長持ちする」「しっかり噛める」「見た目が美しい」という付加価値が付くことで決まってきます。決して低額ではありませんが、その付加価値にこそ本当の価値があるのです。

POINT2 良い材料と、技術料

POINT2良い材料と、技術料

インプラント治療において一番費用がかかるのは、インプラント体です。フィクスチャーだけでも原価は7万円ほどになります。見た目を左右する人工歯をつくるための印象材も、良いものを使用すればそれなりの費用がかかります。「インプラント1本10万円」といっている歯科医院もありますが、材料費だけ考えてみても、それは非現実的だと思われます。

歯は毎日の生活や健康に大きな影響を与えるものであり、長期間使用できることが必要不可欠です。そのため、多少高価でも良いインプラント体を使用するべきです。

POINT3安心と安全が長く続くか

POINT3 安心と安全が長く続くか

治療時間の早さを求めて20分で1本埋入すれば、医院としてのコストパフォーマンスは高くなります。しかしそこに安全性や確実性はあるでしょうか?

インプラント治療には外科手術が必要なため、安全性や確実性を考慮すれば1本埋入するだけでも1時間以上かかります。また、トラブルが起きたときに無理にリカバリーしようとすると、かえって大きなトラブルを招くことがあるため、無理せず焦らず冷静に行なわなければなりません。つまり、インプラント治療を短時間でさっと終わらすことはできないのです。

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